純悪女!?~ドSなアイツの結婚計画~
言いたいこと……。
そういえば言えてない。
歩の前では、仕事で挫折して辛い時も笑っていたし、私の方から、どうしても会いたいって言ったこともない。
そして、ちょっと結婚に憧れがあることも……口にしたことすらない。
いつもビクビクして、嫌な女にならないようにって、そんなことばかり考えて。
その結果がこれ。
「言えて……」
「ないだろ」
私はコクンと頷いた。
はぁ
そんなため息を吐いた彼は、私から強引にペットボトルを奪い取った。そして、それを一口飲んだ彼が、真剣な顔をして口を開く。
「止めとけよ」
「何をですか?」
「アイツ」
彼のそんな言葉を、激しくなる頭痛で悶えながら耳にする。