Sexual Secret
「先生、暗い…です」



「ああ、悪い…」




そう言って手を離した先生。



そのまますぐに私を解放して、ベッドからも下りてパソコンに向かった。




ついさっきまでの狼のような先生が嘘だったかのように。



私に、背中を向けていた。




「先生?」



呼んでも返事がない。




パソコンに向かってるのに、キーボードの音は一切しない。



静まり返った部屋で、ようやく私の心臓も落ち着きを取り戻した。

< 102 / 431 >

この作品をシェア

pagetop