Sexual Secret
「やめてって言われて、やめると思うか?」




逃げ場なんて、もうとっくにない。



背中には壁。



両手首は先生に掴まれて。




私はただ先生を見上げるしかなかった。




「先生…やだ…」



「やめない、もう、やめれねえ」




今、先生は、誰なのか。




『先生』なのか。



それとも『美優の相手役』なのか。




それがわからなくて、余計に心が痛い。




そして先生にとって、今の私も、誰なのだろうか。
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