Sexual Secret
「悠梨、あのさ…」



「ごめん…、私、今仕事中…だから…」




よっくんに、何も言わせたくなかった。



何を言おうとしたのかはわからない。




でも、とにかく早くこの場を去りたかった。




よっくんを傷つけたくなくて。


先生に勘付かれたくなくて。




私は、よっくんの言葉を遮ることによって、逃げようとしたんだ。




「ああ…、ごめん」



そう言って、気まずそうに笑うよっくん。




その表情が、私の心を締め付けた。
< 239 / 431 >

この作品をシェア

pagetop