Sexual Secret
目を覚ますと、外はもう夕暮れ時だった。



よっくんは、どこから持ってきたのか、段ボールをいくつか組み立てていた。




「段ボール、そんなにいらないよ」



その一言で、私が目を覚ましたことに気がついたよっくんは、驚いて私を見た。




そして、心配そうな顔をする。




「気分、どう?」



「もう平気」



「ごめんな、悠梨」




よっくんの「ごめん」は、もう聞きたくない。



だって、よっくんがそう言っても、なにも変わらない。




私は、よっくんに見えない鎖で繋がれてるんだから。
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