Sexual Secret
「ごめんね...悠梨」



そう言って、私をやんわりと抱きしめる。



きっと、体調が良くないことを表情から感じとったのだろう。




それが、自分のせいだと思ってるんだろう。




よっくんのせい?


私自身のせい?




もう、なんだかよくわからない。



自分の気持ちが。




「荷造り、ちょっと寝てからやるからさ、それまで待っててよ...」




よっくんの「ごめんね」には、あえて触れなかった。



よっくんの罪悪感に触れたら、よっくんはきっともっと自分を責めるから。
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