Sexual Secret
ポケットに入れていた私のケータイが鳴ったのは、そのすぐ後だった。




画面には『着信:先生』の文字。





先生から電話なんて珍しい。



というのは、ほとんど先生と一緒にいるときが多いからかもしれないけれど。




何て考えている場合じゃない。



慌てて電話に出た。





「もしもし、どうしました先生?」



「上城と仲が良さそうだな」




……え?



何を言っているのか理解ができなかった。




「その顔やめろ。かなりのあほ面だぞ」




恐る恐る周りを見渡すと、入口付近に先生は立っていた。

< 33 / 431 >

この作品をシェア

pagetop