Sexual Secret
右手でケータイを持って電話をしている。



もちろん相手は私だ。




私は電話を切って先生の方へと走った。




「何してるんですか!」



「何だよ、来たら駄目なのか」



「今日は一人で書きたいから家に来るなって言ってたから、篭って書いてるのかと思ってました」





そう、今日の朝に突然連絡が来て、今日は家に来るなと言われたから会社に来たのだ。



てっきり仕事に勤しんでいるのかと思ったら…。




「いや、そうしようと思ったけどやめた。出かけるぞ、さっさと支度しろ」




全く、なんてわがままな人なのだろう。

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