Sexual Secret
電気をつけると、テーブルの上に小さなメモが一枚置いてあった。



胸騒ぎが、ひどかった。




「こんな形でしか、悠梨を解放できない俺を許して」




読み終わる頃には、激しく動揺していて、息がうまくできなかった。




よっくんはどこ?



探しに行こうと、急いで靴を履いた。




よっくんの靴は、玄関に綺麗に揃えて置かれていた。



几帳面なよっくんの、いつもの脱ぎ方。





よっくんは、外じゃなくて、この家の中にいるんだ。



「よっくん?」



声を絞り出してそう呼んでも、返事はない。

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