Sexual Secret
それが更に不安を煽って、狂ったように名前を呼び続けた。




それが止まったのは、バスルームのドアを開けた瞬間。



息をするのさえ、忘れていたと思う。




浴槽に溜めたお湯に、片腕を突っ込んでるよっくん。





違う、お湯なんかじゃない。



もはやそれは、きれいなほど真っ赤に染まってた。




震えが止まらなくて、力も入らなくて、その場に崩れ落ちる私。




頭の中が真っ白なくせに、息をしなきゃいけないことはやっと思いだして。



だけど、うまく息ができなくて、過呼吸状態になる。
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