Sexual Secret
こんなの、私じゃない。


変だ、私。



「...先生の馬鹿」



「何だ、もっとしたかったか?」



「違います!もういいです」




先生のせいだ。



先生の気持ちを知って、自惚れてるんだ、私。




こんな私、私じゃない。




それに比べて先生は、以前となんら変わりない。



私ばかりこんなんで、先生は余裕な顔して。




敵わない、先生には。




「先生の馬鹿」



「さっき聞いた」



「先生の馬鹿」



「うるさい」



そう言って、離れたはずの唇が、私の口を塞いだ。
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