Sexual Secret
「お前は仕事する気がないのか。それとも俺への嫌がらせか?」


「いや、あの…そんなつもりは……」


「ならただの馬鹿か。コーヒーをテーブルの上に置くなと言ったはずだ。零れてパソコン壊れたら仕事にならねえ」





ああ、そういえばそうだった。



何度か言われた注意事項だったのだか、どうも私は忘れっぽいらしい。





パソコンを壊してしまったら、私は即クビであろう。




パソコンは、彼の命。





「それに、ブラックは飲めないとも言ったはずだ。砂糖三杯にミルクたっぷり。何度言えばわかる?」




そうだった。



顔に似合わず甘党で、「ブラックコーヒーなど、コーヒーではない」のだった。
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