Sexual Secret
「すみませんでした……」




零れそうになる涙を堪えて、絞り出した一言。



こんなはずじゃなかったのに。




「帰れって言ってんだろ。お前の顔見ると、俺駄目になるんだよ」




駄目になるって…?



私が先生を駄目にしてるの?




もう私に言う言葉は残されていなかった。



結局涙も溢れ出てきて、走って家を飛び出した。





家を出ると、上城さんは車の外でタバコを吸っていた。



私を見て驚いた顔をしている。

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