天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅩ
そうこうしているうちに、二時間目の授業開始を告げるチャイムが鳴る。

「さぁお花っ子さん…二時間目が始まりますよ…教室に戻らないと」

「えぇ~、雪ん子先輩との関係はぁ?」

「その話はまたの機会にでも…学生は学業が本分ですから…」

上手い事小岩井に言いくるめられ、何となく納得いかない顔をして歩いていくかおる。

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