最期の手紙
彼は
愛おしそうに
その胸に私を抱いて


「絶対に
お前を離さない…」


そう言った。


それはまるで
離れ離れになった恋人を
やっと探し当てたような
狂おしくも切ない想いが
篭っていた。
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