最期の手紙
『わかりました。
では、他の病院へ行きます。
紹介状だけは書いて下さい。
どんな子供であっても
私は産みます』


結核の専門病院としての
プライドなのか1例の失敗も
許されないという医師の言葉に
私はいいようのない憤りを感じた。


あのとき


夫と抜け出した
あの病院の中の冷たさ…
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