最期の手紙
れおは
石神井の家を出るとき
泣き叫んでいた。


「ちゃーちゃん!」と
何回も夫の姿を求め
泣き続けていた。


恵美の車の中で
泣き疲れて
眠ってしまったれおを


ずっと
忘れることができない。


れおは当時
あと少しで3歳に
なるところだった。
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