最期の手紙
石神井のあの私達の家を出て
15年が過ぎた。


れおは
もう高校三年生になった。


この頃
私は夫のことを思い出して
この手紙を何度も読み返している。


れおに
『ちゃーちゃんの手紙見る?』
と聞いたら


「前に見たじゃん」と
言われた。
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