待ち合わせのバス停で。
俺は別に梨花を追おうとは思ってはない。
そんなことまだ生きたかった梨花に対して失礼だ。
でも、梨花を過去になんてできない。
死んだからって梨花を忘れて他の奴を好きになることはできない。
梨花が大好きだから。
ずっと梨花しか見れないから。
「梨花…」
お前はいつこの待ち合わせに来るんだよ、
俺はずっとお前を待ってんだぞ?
早く…早く笑って“お待たせー”とか言って来てくれよ。
「…早く雪なんて止んでくれよ」
俺はいつまでも待ってんだぞ?
お菓子を買って、いつものベンチで。
この俺たちのいつもの場所で。
待ち合わせのバス停で。
-END-
