アイ・ラブ・おデブ【完結】
ほとんどの準備が終わりメールのチェックをする頃には他の社員が出勤してくる
デスク越しに挨拶を交わすといつもの日常が始まった
課長のデスクへと近づき、忌引き休暇のお礼を伝えるとなぜか別室へと呼ばれてしまった
誰もいない小会議室はひんやりとしていて思わず身震いをした
いつも穏和な渋井課長は話ずらそうに手元へ視線を落とした
「平野くんはうちで仕事を始めて何年になるかな?」
…えっ?なに?
何年って…もしかして…リストラ?
「…はい…7年になります…」
「そうか…もうそんなに経つのか…」
…うわっ…あたし…なんかヘマをやらかした?
デスク越しに挨拶を交わすといつもの日常が始まった
課長のデスクへと近づき、忌引き休暇のお礼を伝えるとなぜか別室へと呼ばれてしまった
誰もいない小会議室はひんやりとしていて思わず身震いをした
いつも穏和な渋井課長は話ずらそうに手元へ視線を落とした
「平野くんはうちで仕事を始めて何年になるかな?」
…えっ?なに?
何年って…もしかして…リストラ?
「…はい…7年になります…」
「そうか…もうそんなに経つのか…」
…うわっ…あたし…なんかヘマをやらかした?