アイ・ラブ・おデブ【完結】
遥は警察にいるマリーに会いに行ったが、一度も会わせてもらえなかった

だからなぜこんな事をしたのか直接聞くことは出来ず、裁判で語られる情報しか得られなかった

遥自身も参考人として証言台に立つこともあった

法廷内で見たマリーは痩せ細り、焦点の定まらぬ生気のない虚ろな表情をしていた

そんな様子で、話をすることすら出来ずに裁判は終了した

服役も出来ぬ状態に精神疾患専門の病院への収容措置となった

マリーの犯した罪がまるで自分のことのように感じ、遥は重い十字架を背負った

マリーを止める事が出来ずに事件がおきた
マリーを止められたのは自分だった
あの時、傍にいたら…
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