アイ・ラブ・おデブ【完結】
「あの…環が何をしようと関係ありません
もっと相応しい人に連絡をしてください」

そうはっきりと言えば分かるだろうと考えたのは甘かった

「あなたと環がどんな関係なのか私には分かりませんが…
先日のPV撮影には環の大切な人が来ると聞かされ、あなたを迎えました
少なくとも環は笹原さんを特別な関係と思っています
今日は薬を飲みすぎて運ばれましたが…
あなたが来ないと大変な事態になります…
環はそう言ってます」

…ちっ…環の策略に嵌まったのか…
くそっ…突き放せば…
環のことだ…どんな手を使うか分からない…
あの時のように…さあやを傷つける?
あり得るな…駅の階段に気を付けろなんて口にしていた…
死ぬ気など無いんだろうが…
ここで会わなければ…さあやが狙われる…

「…分かりました…
これからそちらに向かいます」

苛立ちを隠さずに告げて電話を終えた
< 1,197 / 1,499 >

この作品をシェア

pagetop