アイ・ラブ・おデブ【完結】
「先日は大変失礼をしました
こんな遠くにまで会いに来てくださったあなた方に、何もお話できず申し訳ありません

あの時の事を話すことは正直、苦しいことですが…今のハルカを救える手立てになるのならと思いペンをとりました


ハルカと出会ったのは冬の寒い日でした
道で困っていた私をハルカは助けてくれ、そこから交際は始まりました

その頃の私は、自分に自信がなく周りの目を気にしてばかりいました
そんな私をハルカは包み込むように優しく見守ってくれて、幸せな時間をくれました

けれど幸せな時間は長くは続きませんでした
いえ…自分で壊してしまったんですね
そう…この手で…
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