アイ・ラブ・おデブ【完結】
美姫の憂うつ
私は美姫…美しいヒメと書いてミキ!

名前の通り私は美しいの!

赤ん坊の頃から美しい…
モデルとして活躍もしたのよ!
みんなあたしの姿に見とれて、オムツを選んだでしょ?

幼稚園では男の子みんなが私を見てたわ!

近寄る子がいなかったのは、私が美し過ぎるからだわ!

小学生になると鉛筆が無くなったり、上履きが隠されたりしたわ

もう~男の子って好きな女の子に意地悪するのよね

子供なんだから!

私はそんな子供は相手にしないわ

もっと大人で素敵な王子様が迎えにくるのよ!お姫様には!

高校生になると学校で一番、有名な先輩が告白してきたの!

女子の視線が鋭いのは私が美しいからだわ

すぐに先輩が逮捕されたのは私のせいじゃないもの
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