アイ・ラブ・おデブ【完結】
離れたくないのは…料理?
遥のスーツケースを布団のすぐ横に置き、旅行の日まで撫でて眠った

とうとう凛の待つ、オーストラリアに出発する日がやってきた

午前便の飛行機に乗るため、朝早くから遥が車で迎えに来てくれた

「遥さん、どうもありがとう!
お仕事に間に合いますか?」

スーツケースをトランクに乗せている遥に遠慮がちに聞いた

遊びに行く小夜が、仕事に迷惑をかけてるのではないかと心配だった

「もちろん大丈夫だよ!
ほんとは一週間休みたいのに送り迎えだけなんて…
それに昨日の内に仕込みは終わらせたから、後はマサとコウで大丈夫だよ!
小夜はそんなこと心配しないで!
さあ!凛ちゃんに会えるんだろ?」
< 518 / 1,499 >

この作品をシェア

pagetop