アイ・ラブ・おデブ【完結】
こうして小夜の移動が決まり、荷物を取りに行き、花園へ話しかけた

「花園さん…あの花園さんと話せて楽しかったです
あたし…ちょっと後ろの方の席に座りますね…
それじゃあ…いい旅を」

「まあ!」

と驚いた顔をしたままの花園から離れて、後ろの方へと歩き出した

エコノミークラスでは先程の騒ぎで皆落ち着かない様子が見られた

乗務員に少しここで待つように言われて、乗務員シートに座った

しばらくして案内された座席は綺麗に片付けられ、怪我をした人の姿はなかった

…あぁ…遥さんに会いたくなっちゃった…
今は何してるかな?
店はカフェの時間かな~?
今日のケーキは何かな?


その後は無事に空港へと着くことができた
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