アイ・ラブ・おデブ【完結】
「ちょっ…ちょっと待ってください
あたしは…まだ話が終わっていません
このままだと結婚することになっちゃう!」

良孝の掴んだ手を引き剥がそうとするが、玄関の外へと出されてしまった

そのまま小夜の手を引き、良孝は自分の車に乱暴に乗せた

「ほら…靴を履いた方がいい」

持っていた小夜の靴を差し出し、車を走らせた

…このままじゃ…
自分の気持ちを言ったんじゃ…駄目なの?
もっと嫌われる事をする?
…そんなことしても…

隣に良孝がいることを忘れ、自分の世界に入っていた小夜は良孝の声にびっくりした

「おい!今日泊まるホテルはどこだ?
送って行く…」
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