アイ・ラブ・おデブ【完結】
「だいぶ冷えてきた…
もう夕焼けショーは終わった…
帰ろうか?」

遥の言葉に顔を上げると茜色の世界から藍色へと姿を変え、遠くの山の稜線を暗く浮かばせていた

…あの山…そう!ここから見えるあの山だ!

小夜が突然思い出したのは今も大切にアパートの引き出しにしまってあるスナップ写真だ

遠くに見える3つの並んだ小さな山

…確か…あの写真は…
…圭輔から10年前にもらった写真だ
圭輔はここの場所を知っていたのかしら?
そんな話をしたことあったかなあ?

また一つ小夜の中に疑問が湧いてきた
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