アイ・ラブ・おデブ【完結】
「高校生の時…お見合いをして…婚約したよね?」

…それは…良孝さんのことだよね?
その事を知っているのは…由美子さんとマスターだけのはず…

「うん…二年生の時のことだよ
なんで…ハルが知っているの?
良孝さんの親戚か何かなの?」

良孝の名前を出すと明らかにムッとした表情に変わり、抱き寄せられた

何も纏っていない二人には互いの温もりが素肌から伝わる

「さあや!アイツの名前なんか覚えているなよ…
もう少しで不幸になるところだったんだ…」

…確かに…あの時、勇気を振り絞って断っていなかったら…
桜井良二の事件がなかったら…
ここには…いない…
笑っていないかも…
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