大好きなアナタと、気になるアイツ【番外編更新中】
「こんにちは。」

紗江子は由香里が来ると待合所のソファから立ち上がってほほ笑んだ。

「昨日はゆっくりお話が出来ませんでしたから、咲人から番号を聞いてしまいました。」

「いえ、こちらこそ……。」

ゆっくり話と言っても何を話せと言うのだろう。

「お昼休みの様ですので時間もないかと思いますからはっきり申し上げますわね。」

2人の脇をランチに向かう社員たちが通り過ぎて行く。

姿が似ている2人をチラチラと見ている人もいた。

「咲人さんはお返ししますので、西園寺様と別れていただけませんか?」






由香里の周囲から一切の音が消えた。
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