大好きなアナタと、気になるアイツ【番外編更新中】
「十分利益が出るようになってるよ、それ。」

「しかしこのホテルやこちらの施設などは、私の担当で既に値段は下げられないと言っていたはず……。」

「僕が電話したら簡単に話がまとまったけど? 能力の差なんじゃない?」

あれほど偉そうにしていた古田専務があっさり鈴木にやり込められていく。
彼は立場こそ本部長だが役者は古田よりも数段上だった。

「大体、JOSのやられたことについてなんとも思ってないのはどういうこと?」



「……。」


しばしの無言。



「それとも知ってたの?」



鈴木の一言を聞いて古田専務の体がピクッと反応したように見えた。

「と、とにかくこれからは是非一緒に仕事をさせてくださいね。」

そう言い放つと古田専務は社長室を出て行った。


「次に悪さしたら、僕怒っちゃうよ?」


鈴木の呟きは古田専務に聞こえただろうか。
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