大好きなアナタと、気になるアイツ【番外編更新中】
鈴木とともに社長室に入ると、そこにはすがすがしい朝とは正反対の重苦しい空気が立ち込めていた。
「志水も来たのか……まあいいが。」
鈴木の後ろに由香里を見つけて西園寺は少々驚いた顔を見せたがすぐにデスクの前に渋い顔で立ちふさがっている古田常務に向きなおる。
「で、朝から何の用だ。」
先程、鈴木が機嫌が良いと言っていたのは何だったのだろう、今までにないくらい低く冷たい口調で話す西園寺に由香里は驚いた。
「今朝送られてきた下版後のDMを確認していたら、来週配布する予定の商品が違うものになっていました。綾瀬に確認したら社長の指示だと言われましたよ。どういうことですか?」
由香里たちだけでなく、やはり綾瀬も朝から出てきているらしい。
「JOSと企画がかぶってしまったのに気がついたので、昨日私の指示で作り変えました。」
「何故、営業総括を任されている私に一言も相談がない?」
社長と専務の立場とはいえ、就任したての年下に無視をされたようなものだから面白くないのだろう。
古田専務の口調はとても上司に向かってのそれではなかった。
「私は君よりもずっと長くこの会社に尽くして色々なことを知っている。お父様…会長からも頼まれているんだ。」
「申し訳ありません。」
西園寺の感情のこもらぬ謝罪。
古田専務の手な中のDMがくしゃっと音を立てる。
「大体あの値段はなんですか?これでは赤字を生むだけ……。」
「あ。それっ大丈夫。昨日すべてのところに値段の交渉は済んでいるから。」
ここまで黙って聞いていた鈴木がにこやかに割って入った。
「志水も来たのか……まあいいが。」
鈴木の後ろに由香里を見つけて西園寺は少々驚いた顔を見せたがすぐにデスクの前に渋い顔で立ちふさがっている古田常務に向きなおる。
「で、朝から何の用だ。」
先程、鈴木が機嫌が良いと言っていたのは何だったのだろう、今までにないくらい低く冷たい口調で話す西園寺に由香里は驚いた。
「今朝送られてきた下版後のDMを確認していたら、来週配布する予定の商品が違うものになっていました。綾瀬に確認したら社長の指示だと言われましたよ。どういうことですか?」
由香里たちだけでなく、やはり綾瀬も朝から出てきているらしい。
「JOSと企画がかぶってしまったのに気がついたので、昨日私の指示で作り変えました。」
「何故、営業総括を任されている私に一言も相談がない?」
社長と専務の立場とはいえ、就任したての年下に無視をされたようなものだから面白くないのだろう。
古田専務の口調はとても上司に向かってのそれではなかった。
「私は君よりもずっと長くこの会社に尽くして色々なことを知っている。お父様…会長からも頼まれているんだ。」
「申し訳ありません。」
西園寺の感情のこもらぬ謝罪。
古田専務の手な中のDMがくしゃっと音を立てる。
「大体あの値段はなんですか?これでは赤字を生むだけ……。」
「あ。それっ大丈夫。昨日すべてのところに値段の交渉は済んでいるから。」
ここまで黙って聞いていた鈴木がにこやかに割って入った。