トーク!
案内と学校説明が終わると、もう昼の12時を少しすぎてた。


新杉さん、まだ校内にいるかな……、なんて。
ブルーな気分をひきずって恐々と電話をかけたあたしに、


「うん。学校の近くのカフェにいるよ」


新杉さんはいつもの爽やかな声を出す。


「学校って大学のですか!?」

「うん」

「あたし、今終わったんですけど!」

「うん」

「あのっ、そのカフェ近いですか?」

「うん」

「行っても、いいですか……?」


少しずつ語尾が小さくなっていくあたしに、新杉さんは、少しだけ間をとって「うん」と答える。

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