トーク!
美しく弧を描き、紡ぎだされる言葉は、甘美な香を纏う。
それは、恐れ多くもあたしの妄想以上の世界で、


「六花ちゃんから告白されるとは思わなかった」

「……」

「実はあのころ、僕も告白しようか悩んでたんだ」


意気地がなくて出来なかったんだけどって、おどけていった新杉さんは、今までで一番カッコよかった。


そんなカッコよさにキュン死に必死なあたしは、か細く「え」とか「へ」とか言うしかなくて、


「ごめんね」


その言葉に首を振ったけど、ちゃんと振れてたかどうかは分かんない。


「一目ぼれしてすぐに名前もクラスも調べた」

「……」

「気持ち悪いだろうと思って内緒にしてたけど……」

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