トーク!
「家とか、誕生日とか、好きなテレビも。」

「……」

「六花ちゃんのことは、多分、一通りのことは知ってる」


そう言った新杉さんは、少し苦笑い気味に笑った。
そして、少しだけ沈黙を作ったあと、


「僕が六花ちゃんに触れないのは、どこまで触れていいのか分かんないから」


触れてた手に指を絡ませながら呟く。


「ど、ど……え……?」

「ほら、前に友達とキスとか、そういうの気持ち悪いって言ってたでしょ?」

「そ、それは……!」


悪いのはあたしの口だったのか!!


「それに、僕、こう見えて恋愛初心者だし」

「……」

< 57 / 64 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop