きみといっしょに





そして今――……



やっと笑いが落ち着いた高野くんは歩きながらケータイの待ち受け画面を眺めてニヤニヤしている。




高野くん…ちょっと怖いよ?



「高野くんニヤニヤしすぎだよっ」



「ククッしょうがないじゃん。このプリクラっ!」



わたしは恥ずかしいだけで
高野くんが何でそんなに楽しいのかわからない。




それに今はただ歩いているだけでどこに向かっているのか全然わからない。




「ね、高野くんどこ行くの?」



「あー、えっとね結弦のかわいい反応がみれるところだね」



…なにそれ。



高野くんは無邪気に笑ってそう言ったけど、わたしは何が何かわからないから反応できない。



…それに高野くんの無邪気な笑顔に嫌な予感がする。




そして…しばらく歩いて着いたところを見て
嫌な予感は当たっていたことをわたしは確信した…。




「「キャ――――ッッッ」」



…わたしの頬に冷たい汗が流れる。




そこは外からでも中の悲鳴が聞こえるとても不気味な…お化け屋敷…。




「遊園地の定番でしょ?」




わたしの隣の高野くんは誇らしげに笑っている。






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