きみといっしょに




…怖いのは変わらないんだけど…ね。






しばらく懐中電灯の灯りだけで歩いていると、さびた鉄の扉が前に見えてきた。



いかにも不気味な扉…。





「開けるよ?」



「うん…」



その扉を高野くんがゆっくり開ける。




その扉の先には




「…え…なにこれ…?」




…よ、よくわかんないけど…怖い…。



そこにはよく映画に出てくるような棺桶が少なくとも縦10列くらい長細い部屋の両サイドに並べてあるだけだった。




高野くんが部屋のまっすぐ奥に懐中電灯の灯りを向けると、さっきと同じような扉。




「…よくわかんないけどあの扉のとこ行こっか」



「う…うん」




ただ棺桶が並んでいるといえば殺風景に思えるが
実際、棺桶か大量にあるだけの部屋というのが不気味でしょうがない…。




怖さで高野くんの腕に絡めている手にわたしは無意識に力を入れてしまう。






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