きみといっしょに


しばらくして2人で足を止めると後ろにはもうだれもいなかった。



「はぁ…はぁ…」



「あービックリしたーっ」



笑いながらそう言う高野くん。



その隣のわたしなんてまだ息が乱れまくっててしゃべることもできないのに。




「あは、結弦大丈夫?」



「はぁ…だいじょぉ…ぶ…」



「全然そんな風に見えないんだけどね」



だってあんなに速く走ったの久しぶり…


あれが馬鹿力ってやつ…?


本当に怖かった…。




「まだまだ先があるから頑張ろうね」



「っえ…?」



高野くんのその言葉に冷や汗が出たのと
それから何度もお化け屋敷にわたしの叫び声が響いたのなんて言うまでもない……。





――――――………







< 107 / 110 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop