きみといっしょに
「あーいや…腕がね、近すぎて…」
腕?
そういえばお化け屋敷にいたときのままわたしは高野くんの腕にすがり付いている感じ。
「近すぎて…ね。当たってる」
「当たってる…?
………あっ!」
気づいて咄嗟に高野くんから離れる。
っわたし!
高野くんの腕にすがり付きすぎて…む、胸が…!
…恥ずかしい!!!
「あは、さすがに理性が悲鳴を上げてね」
「っごめっごめん!」
やだやだやだ!
わたし恥ずかしすぎる!
怖いからって調子にのってコアラみたいな状態にして…!
「照れたいのはこっちだよ」
高野くんがはにかんで言う。
全然照れてるようには見えないんですけど…!
「それに、きゃーきゃー言いながら俺にすがり付いてくるかわいい結弦も見れたことだし?」
「やだーっもう言わないでっ」
恥ずかしすぎる恥ずかしすぎる!
「あははっ、まぁ今まではたくさん怖がって恥ずかしいことたくさんあったから、今度は楽しいところ行こっか?」
…っもう、さっきまで顔赤くしてたのに…
今はもういつもの余裕な笑顔…。
やっぱり高野くんには敵わない…。