花とキミ*秋・冬
「花菜‥尋翔くんはどうだった?」
帰って、夕食の時にパパに聞かれた。
「‥いい人だと思うよ。」
「もし、花菜が良ければ‥
その、色々考えてるんだけどな?」
「パパ‥花菜には、空哉くんが
居るんだから。」
そうやって庇ってくれたママに
私は嘘をついている‥
ママ、ごめんね。
空哉くんはもう‥私の所には居ないの。
「でも、パパたちが戻ってきた時に
楽しそうに話してただろ?」
「尋翔さんとは‥お友達になった。」
「そうか‥でも、花菜。
真面目に考えておいてな?」
パパはそんな言葉を残して、
ママを連れてまた外国に行った。