花とキミ*秋・冬
「‥いいところ?」
「いいところかは、分かんないけど‥
今日の練習見に来ない?」
もちろん、
花菜ちゃんがよかったらだけど
って付け足した尋翔さん。
「花菜‥行ってもいいわよ?」
「え‥?」
璃菜は、私を少し離れた所に
引っ張ると言った。
「花菜があの人のことどうする
つもりか分からないけど、
私は‥花菜が幸せになって
くれればいいから。
あの人のこと知るために、
行ってみるのもいいと思うのよ。」
「璃菜‥」
私の気持ちを気遣いながらも、
前に進めるように背中を押してくれる。