花とキミ*秋・冬



「そんなの‥今の俺が近づいたら
もっと泣かせそうだからだよ!!」

「言い訳でしょ‥そんなの。
バッカじゃないの。

あんたが近付いていかなきゃ、
花菜は本当にどっか行っちゃうわよ。
怖いからって逃げてる
場合じゃ無いでしょ‥

泣かせてもいいじゃない‥
ちゃんと拭ってあげれば。

花菜の隣に居たいなら、
花菜を笑わせてあげてよ!!」

藍沢は、言い切ったのか
俺たちに背を向けて行ってしまった。

藍沢の言葉からは、花菜を想う気持ちが
めちゃくちゃ伝わってきた。



< 127 / 259 >

この作品をシェア

pagetop