花とキミ*秋・冬
「そんなの‥今の俺が近づいたら
もっと泣かせそうだからだよ!!」
「言い訳でしょ‥そんなの。
バッカじゃないの。
あんたが近付いていかなきゃ、
花菜は本当にどっか行っちゃうわよ。
怖いからって逃げてる
場合じゃ無いでしょ‥
泣かせてもいいじゃない‥
ちゃんと拭ってあげれば。
花菜の隣に居たいなら、
花菜を笑わせてあげてよ!!」
藍沢は、言い切ったのか
俺たちに背を向けて行ってしまった。
藍沢の言葉からは、花菜を想う気持ちが
めちゃくちゃ伝わってきた。