花とキミ*秋・冬



ただ1人、
空哉くんだけ‥‥‥‥‥

「どうして‥だったの?
そんなに好きなのに、
海谷と別れたのは。」

その質問にも、
今なら答えられる気がした。

「空哉くんが、心に想っているのは‥
空哉くんの心に居るのは、
私じゃなかったの。」

そう、話始めた。

‥――――――――――
‥―――――――――――――

「花菜は‥これからどうしたい?」

話を終えて、投げかけられた質問。

「どうすれば‥いいと思う?」

逆に聞いた。
私はどうするのが正解なの?

「私は‥花菜がやりたいように
やればいいと思う。
何をするにしても、
私は花菜に協力するよ。」



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