花とキミ*秋・冬
「多分‥な。
あの手紙には、引きずるのやめるから
花菜は幸せになれ。って書いた。」
バカだよな。
引きずるのやめるなんて、無理なくせに。
「尋翔さんの方が、花菜を幸せ
にしてくれると思ったからさ。」
本当に俺は、いつからこんなに
弱くなっちまったんだか。
「‥らしくないよ。空哉。
花菜ちゃんのこと好きじゃ‥」
「好きだよ。」
そんなの分かりきってるだろ?
「でも‥もう花菜には言えないんだよ。
花菜は優しいから、俺を気にして
幸せになんかなれなくなる。」
「でも‥っ」