花とキミ*秋・冬
*花菜side
ピッ。
尋翔さんの練習を見た後、門の前。
『間違ってなんかないの。
花菜が決めた事でしょ?』
返事をする前に不安になって、
璃菜に電話した。
やっぱり、璃菜は璃菜だなぁ‥
「お待たせ!あれ、電話してた?」
「あ、お疲れ様です!
もう、終わったんで大丈夫です。」
「そ?じゃ、行こっか。」
「あ、はい。」
「あー今日の練習も疲れた!
最近、ミニゲームもやんないし‥
見ててつまんなくない?」
「そんなことないですよー
尋翔さんも、真輝さんも上手だなぁって
見てて飽きないです。」
「ホントにー?まぁ、よかった。
てかさ、返事‥聞いていい?」
「はい。あの‥」
言いかけた所に、「やっぱ、ちょっと待って!」
と静止の声が入った。
「ごめん、心の準備させて。」
そう言って、スーハーと深呼吸を始めた。
「はぁー‥ごめん、どうぞ?」
尋翔さんが、そんな緊張してるなんて‥
私も緊張してきた‥
「‥‥ごめんなさい。」