花とキミ*秋・冬
「女の子の嫌がることはダメだからねー?」
「焦ったら終わりだからな、空哉。」
空美さんと朋哉さんがそれぞれ空哉くんに
言って、2人は行ってしまった。
「花菜ぁー!!」
パパは、ママに引きずられつつ
2人で行ってしまった。
「花菜‥俺たちも行くか?」
「えっと‥うん。」
さり気なく手を握ってくれて、
2人でエレベーターに乗った。
「空哉くん‥一人部屋だったのに、
お邪魔しちゃってゴメンね?」
見上げつつ、首を傾げる。
「‥また、上目遣いなってるし‥」
ほんのり顔が赤く見える空哉くんは、
ボソッと何かを呟いた。
「空哉くん‥??」
「ちょ‥見ないで‥」
おでこをピンっと弾かれた。
「痛っ‥」
「あ、ついた。」
ちょうどエレベーターが最上階について、
また手を引かれて降りた。