花とキミ*秋・冬
「わぁー!!綺麗!」
窓の外を眺めて叫んでいる花菜。
「空哉くん、見てみて!
イルミネーションが綺麗だよ!」
「おー‥」
さすが最上階。
クリスマスのためのイルミネーションが
よく見える。
まさか‥クリスマスを花菜と過ごせるなんてな‥
本当に良かったよ‥
「よかった、空哉くんとクリスマス
一緒に居れて。夢みたい‥」
ポツリと花菜が呟いた。
同じこと考えてたとか‥スゲーわ。
「花菜‥もう大分遅いから、風呂入ったら?」
「あ、そうだね!
でも‥先に入っちゃっていいの??」
また、首傾げてるし‥
無意識っていうより、癖だな花菜の。
「いいから、入って来い。」
「うん‥じゃあ、お先に!
あ、でも着替え‥」
「あーあそこに置いてあるバッグじゃねぇの?」
「え‥?あ、ホントだー」
トコトコとバッグに近付いて、
ゴソゴソと準備をしてバスルームに
消えて行った。
「はぁー‥」