花とキミ*秋・冬
ソファに座ると、ため息が零れた。
花菜‥危機感なさすぎるよなー
男と部屋で2人きりで一晩とか‥
危ないんだけど‥
『まだ、食べないでね?』
花菜のお母さんの言葉を思い出す。
信用‥してくれてんだよな。
やっぱ‥‥ダメだよな。
我慢しなきゃな。
「ふー‥」
頑張れ、俺の理性。
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「‥‥空哉くん??」
遠慮がちに聞こえた声。
「ん‥?」
腕に乗っけていた腕をどかすと、
花菜が見えた。
「ごめんね‥寝てた?」
「寝てないから、大丈夫。
ちゃんとゆっくり入れた?」
「うん、ありがとう。」
「いーえ。」
ヤバい‥めっちゃいい匂いするんだけど‥
お風呂上がりだから当然髪濡れてるし‥
これは、いろいろマズい‥
俺もさっさと風呂入ろ‥
立ち上がってバスルームに向かう。
「あ、花菜。
先に寝てていいからなー」
「え、あ‥うん。」