花とキミ*秋・冬
---次の日の朝。
よし、ちゃんとみんなの分のブラウニー
持ったし‥忘れ物ないよね?
みんなの分のブラウニーは、
バックに綺麗に入れて2つだけ手に持った。
下に降りていくと、ちょうど2人が
話してる時だった。
「あ、花菜ちゃん。ちゃんと全部持った??」
「はい、持ちました。
それと‥これ。」
不思議そうな顔をしている琉実さんに
手に持っていたブラウニーを渡した。
「橘さんにも。
えっと‥日頃の感謝を込めて‥です。
昨日味見してもらったのとは、
少し違うんで、良かったら食べてください。」
「花菜さま‥ありがとうございます。」
「いえいえ。こちらこそですから!」
「花菜ちゃーん‥」
うっすらと涙を浮かべた琉実さんが
抱きつきながらお礼を言ってくれた。
「そんなに喜んでもらえてよかったです。」
琉実さんはなかなか離してくれなかったけど
最終的には橘さんが引きはがして
私を送り出してくれた。