花とキミ*秋・冬



あー本当に鈍感っていうか‥
何ていうか‥

「正直‥嫉妬したんだけど?」

‥て、俺。何言ってんだよ‥

「え、空哉くんが‥??」

「なんだよ、それ。」

「ふふ‥っ‥」

「何笑ってんだよ。」

「ごめんね‥なんか、嬉しくて。
嫉妬‥ていうか、不安になってるのは私だけだと
思ってたから‥」

「バーカ。
いつも不安だし、心配してるんですけど‥
学園のお姫様?」

デコピンを1つ。

「顔赤いし‥」

「だって‥空哉くんが‥」

顔の赤い花菜を見てると
いじめたくなってくる。

「俺が‥?何だって?」

顔をグッと近づけて、聞く。
さらに花菜の顔が赤くなる。

「お姫様とか言うから‥」

「だって、事実なのに、
肝心の本人が自覚してねぇからさ?」

「嘘‥嘘でしょ!!」

「は‥?」

本当、呆れるわ。

「嘘じゃねぇから。本当、鈍感だな。
明日にでも、誰かに聞いてみ?」

「じゃあ、聞くもん!」

「はいはい。答えはどーせ同じだけどな。
---ほら、帰るぞ。」

顔を離して、手を差し伸べる。

「‥うん♪」

そう言って、俺の手に飛びつく花菜。

今年のバレンタインデーは、
花菜のおかげで一番嬉しかった。






< 259 / 259 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:22

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

叶わない『大好き』
黒猫蝶/著

総文字数/91,765

恋愛(実話)389ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
この『大好き』はきっと叶わない‥ でもね‥―― 『まだ‥好きなんだよ?』 あたしの実話を小説に してみたいと思います☆ 上手く書けるか分かんないですが‥ ぜひ、読んで下さいm(__)m アドバイス、感想など お待ちしてます(-ω-)
どーしてだろうね。
黒猫蝶/著

総文字数/1,318

詩・短歌・俳句・川柳11ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
どーしてだろ。 モヤモヤするよ。 もう大丈夫だったはずなのにね、 まだ、ダメだったのかな。
大雨を降らせて
黒猫蝶/著

総文字数/549

詩・短歌・俳句・川柳16ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
今日も曇り空。 いっそのこと、 大雨でも降ればいいのに。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop